残り70日で社会に放たれるホモサピエンスのはなし

社会に放たれるまで残り70日(1月23日時点).一度は本気で研究者を目指したホモサピエンスが,専門就職を捨てた理由とは...HR,Technologyなど異色の組み合わせでお送りします

【体験記】社会人デビューに向けていざ新居の契約(part 2完)

こんばんは、サピエンスです。

今日は、昨日に引き続き新居引越しのはなし。

 

 

前回のあらすじ

 入社まで残すところ60日を切り、大学院生生活も終盤。社会人生活を始めるにあたって心機一転「引越し」をすることに決めました。Part 1では、不動産仲介業者に行く前に私が「どれだけ家賃を捻出できるのか、どこに住むのか、どんな家に住むのか」を考えました。そして、決めた項目に優先順位をつけていざ不動産に行きます。あとは条件に合った家を探せばいいのですが、不動産仲介業者の利用には細心の注意を...(個人的見解)。

 

hello-w-orld.hatenablog.com

 

 今日の記事で触れる内容は、かなり個人差があると思います。あくまでも私が経験して留意した方がいいと感じたとこだけピックアップしていきます。

 

 

いざ不動産へ

 今回私が利用したのは、私の条件に合いそうな地域のターミナル駅周辺の不動産仲介業者です。注意してほしいのは、不動産業界の構造です。詳細に知りたい方は、以下サイトを参考にしてください。

mitomi-estate.com

 要は、不動産会社は「REINS」という不動産仲介業者向けサイトでほぼすべての物件情報を共有しているので、極論どこに行っても大差ないということです。むしろ「仲介手数料〇〇!」など歌っているところは、その仕組みをしっかり理解してから利用しましょう。

 TVのCMなどで、よく聞くスー〇やホー〇ズ、アッ〇ホームなどは「不動産ポータルサイト」です。不動産が物件情報を掲載しているサイトですね。駅前にも「スー〇カウンター」などありますが、賃貸を借りに行きたいときに行くお店ではないようです。実際に、スー〇のHPには以下のように書いてあります。

 

<賃貸、戸建て物件、中古マンション、土地をお探しの方へ>

読者ホットライン、スーモカウンターでは個別物件のご紹介や検索代行は行っておりません。

お手数ですが、ご自身でSUUMO上にて検索のうえ、気になる物件がございましたら
直接、不動産会社へお問い合わせください。

 SUUMO - SUUMO(スーモ)とは

 

要は、ネットで「不動産ポータルサイト」で検索して、実際に内見に行きたい、話を聞きたい、契約したいときには不動産仲介業者に行く必要があります。ネットで申し込みできるサービスもありますが、基本的には結局窓口に行くことになると思います。ということで、目星をつけてピンポイントで内見に行く場合には、その物件を紹介できる不動産仲介業者に連絡してみましょう。

 私の場合は、目星は付けましたが、ほかにも物件情報をもらえるならと思い、不動産仲介業者の路面店に行きました。そして、条件に合う物件を3, 4件見つけていざ内見。

 

いざ内見へ

 3 ,4件見つけても翌々日に内見に行ける物件は2件でした笑 理由は自分が求めている物件の条件がちょうどニーズの多い価格帯・エリアだったからです。特に2月~3月といった新生活準備期間には、「内見に行かずに契約してしまう人」もいるぐらい大混戦です笑 内見に行かずに決めるのはやはりリスクが大きいので、一日に内見を詰め込んで、その日で契約まで進めてしまうのがおすすめです。私は、実際に内見に行ってその日に仲介業者から契約書をもらって記入しました。

 内見では、前回記事のチェックリストをもとに見て回りました。当然、すべてをクリアすることは難しいので、金額とその他の条件で柔軟に考えます。

 

そして契約

 契約時に注意してほしいことは、主に3点です。

会社の補助の条件を再確認

 企業によっては、「家賃の〇割まで、もしくは上限〇万円まで」といった条件付きの補助である可能性があります。そのため、家を決めてしまう前に補助がいくらもらえるのか、再度確認することをお勧めします。

不動産仲介業者の中抜きに注意

 不動産仲介業者は、基本的に「仲介」でお金を稼ぎます。そのため、契約時にいろいろな名目でお金を少しでも稼ごうとしてくることがあります。有名なところで言えば、火災保険、害虫駆除、クリーニング代です。

 火災保険は、「自分でほかの会社の保険に入ります」、害虫駆除は「肌・体が悪くて害虫駆除剤が体に合わないのでいらないです」とはっきり伝えることが大切です。以前、不動産関係会社がガス爆発事故を起こしたことがありました。何があったかというと、害虫駆除を言って、市販の害虫駆除剤を自分たちでスプレーしていたところ、その使い切ったガス缶の処理を誤って「バーン」です。大した効果も得られないので断った方がいいと私は思います。

 これを伝えてもかたくなに「これはお願いしているサービスなので」と言ってくる業者もいます。ここから先に、強行突破するのか、折り合いをつけるのかは自由です。しかし、少なくともこうした主張をしておくことで「下手なことできないな」と牽制できます。ぜひ参考にしてください。

家賃交渉

 私の場合、時期的に難しいところもありましたが、不動産が動きにくくなる時期は、大家さんと家賃交渉できることがあります。また、敷金や礼金礼金は帰ってきません)の金額は時期によって変動しますし、大家さん次第では減額してもらえます。敷金なしで「クリーニング代」など名前を変えている場合もあるので、不自然に感じたらとにかく聞きまくりましょう笑

 

審査

 物件によっては、入居審査が厳しい場合があります。旭化成のへーベルメゾン積水ハウスのシャーメゾンは審査が厳しいことで有名ですね。こうした場合には、収入の見込み証明書や源泉徴収票などの提出が求められることもあります。いざ必要になったときに、発行に時間がかかってしまわないように、会社に発行手順や必要日数などを確認しておくと確実かと思います。

 

引越し

 一人暮らしで引越しするから、そんなに荷物多くないし、友達に車出してもらえば...と思いがちです。ですが、いざ、家電を運ぶのはかなり大変です笑 壊れてしまったら買いなおさなければならないですし。あらかじめ抑えておけば5万以下で全然見積もりとれるので、早めにしらべておくことをお勧めします。

 

おわりに

 三弾構成で書こうと思いましたが、短くまとまった(?)ので二弾で終了です笑 新生活準備シーズンは、引越しの時期と学生生活の終わりがかぶってしまって結構大変な時期です。今回私はかなりギリギリになってしまって大変だったので、自戒の念を込めて記事にしました。少なくとも2年は引越ししないとは思いますが...今日もここまで読んでくださってありがとうございました。