残り70日で社会に放たれるホモサピエンスのはなし

社会に放たれるまで残り70日(1月23日時点).一度は本気で研究者を目指したホモサピエンスが,専門就職を捨てた理由とは...HR,Technologyなど異色の組み合わせでお送りします

【体験記】ある人曰く「宝くじ」?大学院生の奨学金事情

こんにちは、サピエンスです。

最近更新がなかなかできていませんでしたが、今日はかなり有益(?)なはなし。

 

 

大学院生の経済状況

 私は現在私立大学大学院の修士二年生です。大学院の学費は、年間100万円程度で、卒業までに合計200万円です。これに加えて、生活費(年間40万円)に家賃(年間12万円)となると、2年間(修士課程修了まで)で300万円は必要になります。私の場合、すべて自分で払っているので、さすがにアルバイトだけでは賄いきれません...。

 一方私の収入は、大学院内でしている教育アルバイトが年間50万円、その他アルバイトで年間70万円なので、あと180万円ぐらい足りません。そこで、利用しているのが、日本学生支援機構の第一種奨学金です。私は学部時代に有利子の奨学金も併用していたので、大学院まで有利子は借りることは気が引けました。ということで、無利子の一種のみ借りています。金額は選べますが、私は月88,000円(二年間で約200万円)を借りていました。

 

 大学院生の奨学金はある人曰く「宝くじ」

 そんなこんなで、奨学金を借り始めた私ですが、さすがに学部の奨学金と合わせて返済するのは大変です。そこで狙っていたのが、「特に優れた業績による返済免除制度」です。詳細は日本学生支援機構の公式サイトを見てください。

 

特に優れた業績と評価方法 - JASSO

 

 この制度は、学部生の奨学金にはありません。簡単に言うと、「研究頑張って業績残した大学院生の奨学金は免除してあげますよ」ってことです。学部生にこの制度がない(昔はあったと聞いたことがありますが)理由は、おそらく日本で大学進学が一般的になり、かつ貸与額が最高で800万円ぐらいになるので、返済免除してたら制度が成り立たなくなるからでしょうね。 

 この制度は、貸与期間が終わるときに大学院から連絡を受けてから申請します。そして、審査を受けて半額免除・全額免除が適用されます。全額免除を受けられれば、200万円の返還義務が免除されるので、見ようによっては200万円もらえるのと同義ですね。実際に利用している身としては、返還免除されたときには、既に手元にない(はず)のお金ですが。私の先輩には、この制度のことを「宝くじ」と呼んでいる人もいました。

 

具体的な申請方法

 ここから先は、大学院一年生や大学院進学を考えている学生向けの記事です。すでに大学院二年生になっている人は絶賛申請中だと思うので、知っていることばかりだと思います。また、私の経験談なので、大学院が違うと内容が一部異なる場合があるのでご了承ください。

 流れとしては、返還誓約書やリレー口座(返済用の銀行口座)の申請などが終わったぐらいに大学院内で掲示が出ます。ここを見逃しても大して困りはしませんが、申請期間などが記載されているはずなので確認しておきましょう。その後、修士論文の執筆・審査が始まるぐらいのタイミングで申請の詳細が、掲示もしくは学内ポータルサイトで連絡されます。院生としては忙しい時期なので、計画的に進めていく必要があります。具体的に必要な資料としては以下のものがあります。以降順番に説明していきます。

  • 返還免除申請書
  • 業績優秀者返還免除申請書
  • 業績一覧表
  • 指導教員等の推薦理由

返還免除申請書

 これは、本当にただの申請書です。記入には奨学生番号が必要です。複数借りていたり、奨学生カードがないと忘れてしまうので、注意しましょう。最悪、教えてもらうのも可能だったと思いますが、めんどくさいです。

業績優秀者返還免除申請書

 これもただの申請書ではありますが、大学院の研究概要や特に優れた業績の要旨など、文章で「私ってこんなに優れてますよ!」とアピールする必要があります。書く量も多くて大変なので、就活で書いたことある人はその文章をベースにして書くといいかもしれません。

業績一覧表

 これが本当にバケモノです笑 修士論文執筆期間中にやると地獄を見るので、計画的に進めましょう。具体的に何かというと、研究発表(学会発表や論文投稿)の業績を一覧にして書き起こします。この時、共著者の名前や各発表名、学会の正式名称、開催日などを詳細に書きます。証拠書類も付録として提出するので、論文の原本や発表のアブストラクトなどをまとめて保存しておくことを強くお勧めします。

 ここで特に重要なことなのですが、何を評価するか・業績としてみなすか、は各大学、各分野によって大きく異なります。例えば、電気・電子、物理、化学・生命など学部ではなく分野で大別されるので注意してください。できることなら、先輩に申請書類を残してもらって、評価項目を確認したうえで業績を稼いでください。

 そして、裏技というか裏話というか...ですが、大学の窓口に行っても詳細なことは教えてくれません。「例えば...は評価されますか?」と聞いても、評価するのは窓口の人ではなく、教授陣です。とはいえ教授陣に聞いてもよほどの重鎮でなければ、詳細を教えてくれるとも思いませんし、知らない教授もいるでしょう。なので、毎年一回開示される情報を入手しておく必要があります。効率的に業績を稼ぎましょう。また、ネットでは、院生一年と院生二年で点数が別々にあって、上限があるといった記述も見受けられますが、私の申請の場合そんなことはありませんでした。いくらでも書けます。なのでセーブすることなく荒稼ぎしてください。加えて、「その他特に優れた業績」という欄があればボーナスポイント獲得のチャンスです。「海外で研究した」「...学会の運営に携わっていた」など何でも書いてください。そのさいに、教授や実行委員会の方などに一筆書いていただければ無敵です。

指導教員等の推薦理由

 日本学生支援機構でありがちな教授からのコメントです。日常的に教授と良好な関係を築いておきましょう。教授の文章能力にかかっています!

 

おわりに

 日本学生支援機構奨学金を借りている身でいうのは何ですが、私は、この奨学金制度は日本の研究業界のガンだと思っています。確かになければ困るのですが、修士学生として最も大変かつ頑張るべき修士論文執筆期間にこの申請期間を被せてくるのはどうなんでしょうか。また、奨学金を借りる際に、こうした免除制度を詳細に教えてモチベーションを上げさせればいいのではないでしょうか。現状のままだとただの金貸しと何が違うのでしょうか...。海外の大学院や研究機関では、学生の学費を肩代わりしているケースもあります。日本の大学院は、経済的な理由で断念する人も多いように感じます。経済的不安を抱えた状態で研究活動に励んだ結果、大してその能力が生かせない会社に入社して...という未来を選びたい人は何人いるのでしょうか...。

 いつかこの辺の話も記事にしたいと思います。とにかく、一人でも多くの学生がこの記事などを見て返済免除をゲットできるように願っています。研究を頑張る人が報われる世の中になってほしいです。それでは、ここまで読んでくださった方ありがとうございます。

【Youtube】私的おすすめYoutubeチャンネル(Part 1)「倹者の流儀」

こんばんは、サピエンスです。

今日は私が最近はまっているYoutubeチャンネルの紹介のはなし。

 

 

私的のYoutubeの使い方

 皆さんはYoutubeでどんな動画を見ますか?若い方はやはり「エンタメ系Youtuber」の動画を見るのでしょうか。私もそうした動画は当然見ますが、利用の目的はもう一つあります。それは、「ビジネス系Youtuber」の動画で勉強することです。

 今まで、一般教養やビジネス、金融投資の勉強をしたいと思ったら、Webの記事や教材、教育サービスなどの選択肢が思い浮かんだかと思います。しかし、現在は、Youtube上でありとあらゆる情報が得られます。外出中に再生するのは、通信料を考えると厳しいですが、家事をしているときやフリーWifiのある環境では、聞き流すことで勉強できます。

 今日は、そんな私が最近ハマっているYoutubeチャンネルを紹介したいと思います。

 

社会人一年目で250万貯金したFP会社員Youtuber「くらま」さん

www.youtube.com

ファイナンシャルプランナーの資格を有し、節約が得意で毎日実践している社会人です。
社会人1年目一人暮らしをしながら大きく貯金に成功しました。
この経験をもとに私の常軌を逸した徹底的な節約・倹約を生活を動画にして発信していきます
皆様のためになるよう情報も発信していきますのでどうぞよろしくお願いします。

 

 「常軌を逸した徹底的な節約・倹約とは...笑」。入社を控えた私からしたら社会人一年目で250万貯金されたノウハウはぜひ知りたいところ。ということで、実際に視聴してみました。「くらま」さんのチャンネルでは、節約方法や節約に役立つ情報、マインドセット、過去の経験などの動画が多くアップロードされています。

 まず、社会人をしながら、顔出しで動画投稿されているところが信頼できます。そして、話し方も聞き取りやすく、編集もシンプルなので、とっても見やすいコンテンツです。特に評価したい(何様)ところは、「実践して得た情報を得られる」点です。本チャンネルで得られる情報は、本を読んで得た知識のような「聞いているだけで机上の空論感」がある情報ではありません。また、人の目を気にせず、合理的に意思決定している点にも好感を持てます笑

 

私的おすすめ動画

 「くらま」さんの動画で、最もおすすめなのがコレ。

www.youtube.com

 

 なんと、「くらま」さんは、各月の手取りや各費用を公開しています笑 すごいですよね。こうした情報は、私のような社会人生活を控えているものの、イメージができていない人には刺さるのではないでしょうか。手取りがこれくらいで、食費がこれくらいで、と自分で予算を決めておくことは大切です。具体的に将来の経済状況をイメージすることは、見たくない現実かもしれませんが、人生設計をするうえでとっても大切です。

 また、いざ自分が社会人になったときに貯金し始めると、「くらま」さんの動画を見て「今月は負けたわ....」とか競争気分でモチベーションアップできるかも?...しれません笑(自分は、食費月1万~1万5千円はきついですが笑)

 

おわりに

 「くらま」さんの動画の魅力は、「気付き」だと思います。ここまで、将来から逆算して目標を決めてそれに向けて行動している「くらま」さんの姿勢を見ると、ハッとさせられます。一般的に「インフルエンサー」と呼ばれる、異世界のような生活をされているYoutuberとは違って、どこか親近感を持てることも「説得力」の一因かもしれません。一日のルーティンも素朴なのがいいですね笑 このチャンネル超推せます。

www.youtube.com

 

 

【体験記】社会人デビューに向けていざ新居の契約(part 2完)

こんばんは、サピエンスです。

今日は、昨日に引き続き新居引越しのはなし。

 

 

前回のあらすじ

 入社まで残すところ60日を切り、大学院生生活も終盤。社会人生活を始めるにあたって心機一転「引越し」をすることに決めました。Part 1では、不動産仲介業者に行く前に私が「どれだけ家賃を捻出できるのか、どこに住むのか、どんな家に住むのか」を考えました。そして、決めた項目に優先順位をつけていざ不動産に行きます。あとは条件に合った家を探せばいいのですが、不動産仲介業者の利用には細心の注意を...(個人的見解)。

 

hello-w-orld.hatenablog.com

 

 今日の記事で触れる内容は、かなり個人差があると思います。あくまでも私が経験して留意した方がいいと感じたとこだけピックアップしていきます。

 

 

いざ不動産へ

 今回私が利用したのは、私の条件に合いそうな地域のターミナル駅周辺の不動産仲介業者です。注意してほしいのは、不動産業界の構造です。詳細に知りたい方は、以下サイトを参考にしてください。

mitomi-estate.com

 要は、不動産会社は「REINS」という不動産仲介業者向けサイトでほぼすべての物件情報を共有しているので、極論どこに行っても大差ないということです。むしろ「仲介手数料〇〇!」など歌っているところは、その仕組みをしっかり理解してから利用しましょう。

 TVのCMなどで、よく聞くスー〇やホー〇ズ、アッ〇ホームなどは「不動産ポータルサイト」です。不動産が物件情報を掲載しているサイトですね。駅前にも「スー〇カウンター」などありますが、賃貸を借りに行きたいときに行くお店ではないようです。実際に、スー〇のHPには以下のように書いてあります。

 

<賃貸、戸建て物件、中古マンション、土地をお探しの方へ>

読者ホットライン、スーモカウンターでは個別物件のご紹介や検索代行は行っておりません。

お手数ですが、ご自身でSUUMO上にて検索のうえ、気になる物件がございましたら
直接、不動産会社へお問い合わせください。

 SUUMO - SUUMO(スーモ)とは

 

要は、ネットで「不動産ポータルサイト」で検索して、実際に内見に行きたい、話を聞きたい、契約したいときには不動産仲介業者に行く必要があります。ネットで申し込みできるサービスもありますが、基本的には結局窓口に行くことになると思います。ということで、目星をつけてピンポイントで内見に行く場合には、その物件を紹介できる不動産仲介業者に連絡してみましょう。

 私の場合は、目星は付けましたが、ほかにも物件情報をもらえるならと思い、不動産仲介業者の路面店に行きました。そして、条件に合う物件を3, 4件見つけていざ内見。

 

いざ内見へ

 3 ,4件見つけても翌々日に内見に行ける物件は2件でした笑 理由は自分が求めている物件の条件がちょうどニーズの多い価格帯・エリアだったからです。特に2月~3月といった新生活準備期間には、「内見に行かずに契約してしまう人」もいるぐらい大混戦です笑 内見に行かずに決めるのはやはりリスクが大きいので、一日に内見を詰め込んで、その日で契約まで進めてしまうのがおすすめです。私は、実際に内見に行ってその日に仲介業者から契約書をもらって記入しました。

 内見では、前回記事のチェックリストをもとに見て回りました。当然、すべてをクリアすることは難しいので、金額とその他の条件で柔軟に考えます。

 

そして契約

 契約時に注意してほしいことは、主に3点です。

会社の補助の条件を再確認

 企業によっては、「家賃の〇割まで、もしくは上限〇万円まで」といった条件付きの補助である可能性があります。そのため、家を決めてしまう前に補助がいくらもらえるのか、再度確認することをお勧めします。

不動産仲介業者の中抜きに注意

 不動産仲介業者は、基本的に「仲介」でお金を稼ぎます。そのため、契約時にいろいろな名目でお金を少しでも稼ごうとしてくることがあります。有名なところで言えば、火災保険、害虫駆除、クリーニング代です。

 火災保険は、「自分でほかの会社の保険に入ります」、害虫駆除は「肌・体が悪くて害虫駆除剤が体に合わないのでいらないです」とはっきり伝えることが大切です。以前、不動産関係会社がガス爆発事故を起こしたことがありました。何があったかというと、害虫駆除を言って、市販の害虫駆除剤を自分たちでスプレーしていたところ、その使い切ったガス缶の処理を誤って「バーン」です。大した効果も得られないので断った方がいいと私は思います。

 これを伝えてもかたくなに「これはお願いしているサービスなので」と言ってくる業者もいます。ここから先に、強行突破するのか、折り合いをつけるのかは自由です。しかし、少なくともこうした主張をしておくことで「下手なことできないな」と牽制できます。ぜひ参考にしてください。

家賃交渉

 私の場合、時期的に難しいところもありましたが、不動産が動きにくくなる時期は、大家さんと家賃交渉できることがあります。また、敷金や礼金礼金は帰ってきません)の金額は時期によって変動しますし、大家さん次第では減額してもらえます。敷金なしで「クリーニング代」など名前を変えている場合もあるので、不自然に感じたらとにかく聞きまくりましょう笑

 

審査

 物件によっては、入居審査が厳しい場合があります。旭化成のへーベルメゾン積水ハウスのシャーメゾンは審査が厳しいことで有名ですね。こうした場合には、収入の見込み証明書や源泉徴収票などの提出が求められることもあります。いざ必要になったときに、発行に時間がかかってしまわないように、会社に発行手順や必要日数などを確認しておくと確実かと思います。

 

引越し

 一人暮らしで引越しするから、そんなに荷物多くないし、友達に車出してもらえば...と思いがちです。ですが、いざ、家電を運ぶのはかなり大変です笑 壊れてしまったら買いなおさなければならないですし。あらかじめ抑えておけば5万以下で全然見積もりとれるので、早めにしらべておくことをお勧めします。

 

おわりに

 三弾構成で書こうと思いましたが、短くまとまった(?)ので二弾で終了です笑 新生活準備シーズンは、引越しの時期と学生生活の終わりがかぶってしまって結構大変な時期です。今回私はかなりギリギリになってしまって大変だったので、自戒の念を込めて記事にしました。少なくとも2年は引越ししないとは思いますが...今日もここまで読んでくださってありがとうございました。

 

【レビュー】”大学院生”がビジネスマッチングアプリ「yenta」で「お茶しましょう!」と言いまくった結果

こんばんは、サピエンスです。

今日の二本目は、ビジネスマッチングアプリ「yenta」のマッチング後のリアルなはなし。

 

 

はじめに

 ビジネスマッチングアプリ「yenta」の記事は3本目です。第一回目は「yenta」の概要と使ってみた記録、第二回目は「yenta」でマッチングするための私のノウハウについて書きました。今回は、実際にマッチングした後にどういうメッセージのやり取りがされたのかを記事にしてみます。個人の特定を避けるため、実際のメッセージ画面は公開できませんが、自分が文字に起こしてできる限り再現しています。その点はご了承ください。

 

過去記事↓

 

hello-w-orld.hatenablog.com

hello-w-orld.hatenablog.com

 

 

「yenta」利用八日目の現状

 「yenta」を利用して、今日で八日目です。現状は以下の通りです。


f:id:HELLOwORLD:20200205201233j:image

感想としては、「まさか6人もマッチングするとは!」って感じです笑 本当にありがたい限りですが、私は「色々な方と話してみたい!」というモチベーションなので勝負はここからです。

 ※6人中2人は本日マッチングした方です。以下内容は本日以外にマッチングした4人の方とのやり取りをもとに記事にしています。

 

私はこんなメッセージ送ってます

 私はマッチング結果が公開された20:00からできるだけ当日中にメッセージを送るようにしています。確かに、マッチングしたとはいえ知らない目上の方にメッセージを送るのは緊張しました。しかし、接点のなかった目上の方が「私に興味を持ってくれた」という、社会的にはまずありえないチャンスなので全力で掴みに行きます笑

 送った内容は以下のようなものでです。「yenta」にはカスタマイズできるテンプレート機能があるので、一度定型文を作ってしまえばコストなしでファーストコンタクトできます。(最高)


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初めまして!(所属)の(氏名)です!

この度は、興味を持っていただきありがとうございます

早速ですが、気軽な情報交換の意味を込めて、ランチやお茶に行きませんか?

(相手の氏名)さんのプロフィールを拝見したところ、私からは〇〇などの情報をご提供できるかと思います!

ぜひよろしくお願いいたします。

 個人的には、この文章は改善の余地大有りだと思います。この点に関しては、アップデートを繰り返していくつもりなので、ご意見お待ちしております笑

 私としては、大切な情報は、こちらの目的(気軽に情報交換したい)、あなたのことを知りたい(プロフィール見ましたよ)、私はこれが提供できます、という3点かと思います。送る際には、相手の氏名や企業名をプロフィールで見て、ググってみます。さらに情報が得られれば、そうした情報を盛り込んだメッセージにします。ただし、長すぎても「面倒だな」と思われたら本末転倒なので、短く、まずは会いましょうと持っていきます。

 それでは、いざ送ったときにどれくらいリアクションが得られるのかということですが、現状3/4人から返信が来ています!そして3人の方からは、「ぜひ行きましょう!」というリアクションをもらっています。

 

初メッセージ送ったその後は?

 いざ、ファーストメッセージを送って、遅くとも翌日の昼に返信が来ます。「ぜひ行きましょう!」と言われた場合に何と言い返せばいいのか。簡単です。「yenta」には、日程調整機能があります!


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私は、個人的には「トントン」という日程調整サービスを使うことが多いのですが、「yenta」の日程調整機能は使いやすくて大満足です。自分の空いている日程を選択して送りましょう。

 もしも、空いている日程がピンポイントで3日間程度であれば、テキストで送ってしまっていいかもしれませんが、社会人の方に多くの選択肢をテキストで提示すると決めるコストが急増しますよね笑 そして、この日程調整機能、なんと「Googleカレンダー」と連携させることが可能です!(最高)

 LINEでも、友達相手に「今度ご飯いこう~」「いつにする?」「〇日とかどう?」というやり取りは個人的にめんどくさいのですが、「yenta」はこの点で優れていると思います。

 

 リアルなやり取り公開します

 それでは、私のリアルなやり取りです笑 個人特定回避のため、若干のアレンジはご容赦ください。

 

初めまして!(所属)の(サピエンス)です!

この度は、興味を持っていただきありがとうございます

早速ですが、気軽な情報交換の意味を込めて、ランチやお茶に行きませんか?

(相手の氏名)さんのプロフィールを拝見したところ、私からは〇〇などの情報をご提供できるかと思います!

ぜひよろしくお願いいたします。

相手

(サピエンス)さん

ご連絡ありがとうございます。

こちらこそ是非一度お時間をいただければと思います。

(曜日)であれば、比較的日程を調整しやすいです。

ご検討のほど、よろしくお願いします

ご返信ありがとうございます。

私事で恐縮ですが、学業の関係で(時期)以降で日程調整させていただければと思います。

ご都合いかがでしょうか?

相手

いいただいた期間ですと、

(候補日)

であれば都合が付けやすいです。

候補日をご提案いただきありがとうございます!

いただきました日程ですと

(候補日)

が都合をつけやすいです。いかがでしょうか?

場所は(相手のプロフィールに書かれている行きやすい地域)を考えております。(時間)ほど、カフェや喫茶店でお話させていただければと思います。よろしくお願いします!

相手

日程調整ありがとうございます。

ご提示いただきました日程で問題ありません。

また、(サピエンス)さんのおすすめのカフェなどありましたら、場所はそこにしましょう。楽しみにしています。

よろしくお願いします。

 どうですか?笑 とても簡単に3, 4往復で色々な方とお茶の日程調整ができてしまいました。

 まだ私自身、目上の方とチャットでやり取りする経験が浅く、硬い感じになっています。その点は要改善かもしれません。礼儀やマナーも大切ですが、チャットという気軽さがなくなってしまっている感じがしますね笑

終わりに

 いかがだったでしょうか?今日紹介した流れで6人マッチング、4人メッセージ送信、3人リアクション、2人日程調整中、1人日程調整済みです。次の「yenta」記事では、実際に会ってみてどうだったかの感想を書きたいと思います。今日もここまで読んでくださった方ありがとうございました。

【体験記】社会人デビューに向けて新居探し(part 1)

こんにちは、サピエンスです。

今日は、入社まで60日を切ったということで、入社前の引越しはなし。

 

 

はじめに

 2月に入り、入社を控えた大学・大学院生は卒論・修論がいよいよ大詰めといったところでしょうか。そんな2月ですが、入社前に書類の提出や経費用口座の開設など準備も色々ですよね。また、人によっては引越しの準備を進めなければなりません。私もつい先日まで、入社を控えて新居探しや引越しの手配を行っていました。

 人によってはもう終わったかもしれませんが、入社後の引越しがある方などどこかに需要があるかもということで、備忘録も含めた記事を書きます。本記事は、1.自分で新居探し、2.不動産仲介業者へ、3.内見から契約という三部構成で書いていこうと思います。

 本記事のターゲットは、入社までに転居しようとしている学生です。また、一人暮らしの経験や引越しの経験がない方など割と初心者の方に向けて書きます。考えるきっかけになればと思っています。また、私のペルソナを本記事を読む際に参考にしてください。

 

性別:男

職業:大学院生

入社後の職業:ITコンサルタント

出身:東京

会社所在地:東京都(23区内)

見込年収:400万程度

補助:家賃補助、借り上げ社宅制度、独身寮あり

家事:割と好きで、自炊もする方

休日:インドア:アウトドアが半々

平日:家では何もしたくない(本は読みたい)

 

まずは

 新居探しのために、自分の求める家の情報を明確にしていきました。あくまで、自論ですが、注意してほしいことは、「よくわからないから不動産にいこう」っていう気持ちでは家探しに時間がかかる上に満足しない結果になることがほとんどです。まずは、自分のなかで条件とその順位を決めていきましょう。私が考えたことは、どこに住むのか、どんな家がいいのか、払える家賃はどれくらいなのかの三つです。どういう条件から考えればいいのかを例で示します。

 

払える家賃はどれくらいなのか

 後述する「どこに住むか」「どんな家はいいのか」は、払える家賃によってある程度絞ることができます。むしろ、この二つについては、絞らないと選択肢が多すぎて決められませんが、家賃は最初に決めやすいです。

 まずは、給料(初任給)、家賃補助など家賃を捻出する資金源の大きさを把握しましょう。企業によっては、借り上げ社宅制度(企業が住居を借りることで所得税対策になります)があるので、人事部や総務部などに問い合わせましょう。こうした問い合わせはよくあることなので臆することなくズケズケ聞くことをお勧めします!

 私は、給料と家賃補助を把握したら、次に何割(何円)を家賃に充てられるかを考えました。資産運用、自己投資、奨学金など絶対に確保するべき金額を抑えると、私の場合家賃に充てられるのは2割(MAX)でした笑

 

どこに住むのか

 さて、私の場合、給料+補助で全体の2割を家賃に充てられると分かりました。「場所は良いから家(物件)が大事!」という場合は次に節を先に見てみてください。

 それでは、どこに住めるのかをピックアップします。ここで考えるべきは、会社の沿線に住みたいか、家の周りにどういった商業施設が欲しいか、治安や地盤を気にするかなどです。私がここで考えた条件は以下です。

  • 会社まで1時間圏内(乗り換えは最大1回)
  • 家の近くにスーパーや複合型商業施設がある
  • 家から駅まで徒歩20分圏内
  • 治安がいい

 人によっては、会社まで30分がいい、乗り換えしたくない、出歩かないから治安はそこまで気にしないなどあると思います。物件の条件だけはなく、こうした地域の条件を決めることで、「いざ住んでみたら生活コストが高い」といった地域への不満はなくせる可能性が高いです。

 上の条件から、場所を絞るのは、仲介業者の得意分野なので、ここまで来たら一度仲介業者に走ってもいいと思います。しかし、仲介業者は信用しないぞ、自分でもう少し考えたいっていう人はお付き合いください笑

 

どんな家に住むのか

 ここからは、どんな家(物件)に住むのかを決めていきます。考えるべきは、築年数をどれくらいまで許容できるのか、部屋の構造(1K, 1DK, 1LDK)、個別の設備(宅配ボックス、コンロ周り)などです。築年数に関しては、最近はリノベ―ション物件もあるので、柔軟に検討すべきかもしれません。部屋の構造は、欲を言えば尽きないですね笑 

 ちなみに、「ダイニング」と「リビング」は何が違うのか分かりますか?私は、わかりませんでしたので、仲介業者に聞いたことがあります笑 仲介業者の答えは「”広さ”です...」でした。まあ、澄んだ人がどう使うかによって変わりますし、そもそもキッチンの横にあってもダイニング兼リビングですし、気にしなくてもいいのかもしれません笑

 個別の設備は、こだわるところかもしれません。しかし、築浅の物件は、まずまず大差ないと思います。あとは、宅配ボックスが欲しいとして、

  • 宅配ボックスがあって家賃10万2千円
  • 宅配のボックスがなくて家賃10万円

を比べた時にそれ以外の条件で大差がない時に宅配ボックスに月2000円の価値があるかを考えるといいかと思います。年間で考えれば2,000円×12か月×2年契約=48,000円です。最近では、ドアにかけるタイプの置き配グッズを買えば安く済むかもしれません。トイレの温水ウォシュレットも同様です。もしも、個別の設備で迷ったら、自分で変えるにはいくらかかるかを考えてもいいと思います。いざ、内見に行くときに見るべきチェックリストを作ってもいいかもしれませんね。

  • 築5年以下(リノベは要検討)
  • 二階以上
  • 角部屋(隣に部屋なし)
  • 40m2以上(一人暮らしでは広い方かも?1DK以上であればまず到達)
  • 温水ウォシュレット
  • 風呂トイレ別
  • コンロ二口以上(IHも可)
  • 大きいシンク(ファミリー向けレベル)
  • 独立洗面台

結構当たり前だと思われる条件もありますが、水回りはこだわりたいところです。書き出せる条件は書き出せるだけ書いておくこと方がいいと思います。そしてチェックリスト化して点数を決めてもいいですし、次の優先順位決めも参考にしてください。

 

優先順位決め

 以上、私が考えた条件を3つ紹介していきました。大切なことは、決めた家賃→土地→物件の条件を下って登ってを繰り返すことだと思います。実際に家賃から決めていったら住みたい家が見つからなかった。となれば住みたい家にはいくら必要なのか、それは自分の給料や生活費と睨めっこして許容できるのか。私の場合は優先順位を以下のように決めました。

 

  1. 家賃は、月収の2割以下(どうしても住みたい物件であれば3割まで許容)
  2. 乗り換え最大一回(都内ならほぼ可能)
  3. 家の近くにスーパーや複合型商業施設がある
  4. 治安がいい(犯罪発生率を参考にしました)
  5. 築5年以下(リノベは要検討)
  6. 二階以上
  7. 40m2以上(一人暮らしでは広い方かも?1DK以上であればまず到達)
  8. 角部屋(隣に部屋なし)
  9. 温水ウォシュレット
  10. 風呂トイレ別
  11. コンロ二口以上(IHも可)
  12. 大きいシンク(ファミリー向けレベル)
  13. 独立洗面台

家から駅まで20分、会社まで1時間は大体当てはまるので除外しました。結構好条件ですが、駅からの遠さ、会社からの遠さを許容しているので、一人暮らしであれば十分に達成できるかと思います(経験談です笑)。

おわりに

 今日は、私の新居探しのSTEP1を記事にしました。大切なことは、住む家のイメージできるかということだと思います。当然ながら内見に行くと、私は気分が上がって「結構いいじゃん」ってなりがちなので、チェックリストや優先順位を決めていきます笑 また、内見に行くことで変わる条件もあると思うので、逐次更新していきます。

 次は、いざ不動産にいって物件を決めて内見に行くところまでです。全部とは言いませんが、不動産業界は知らない人が存する不透明な業界です。建築業界の友人と話しても,よく話題になります笑

 できるだけ私の経験をお伝えしたいと思いますので、良ければ読んでみてください。

 

【レビュー】私が「yenta」でマッチングするためにしたこと

こんばんは、サピエンスです。

昨日に引き続き、ビジネスマッチングアプリ「yenta」のはなし。

 

 今日は、私の「yenta」利用上の試行錯誤について書きました。昨日の記事で、「yenta」の概要や機能について解説しているので、まずはそちらをご覧ください。

hello-w-orld.hatenablog.com

 

 

yanta生活五日目の夜

 昨日の記事を見てくださった方、ありがとうございます。昨日はお昼過ぎに投稿したため、五日目のマッチング結果についてかけていませんでした。そして、なんというタイミングでしょうか、実は五日目の夜(20時にマッチング結果発表)に「初めて」マッチングしました!

 

 

 実は、「yenta」を利用するに伴い、毎日プロフィールに何かしらの変更を加えて、どうすれば「興味あり」が増えるか実験していました。そこで、今回の記事では、私がマッチングに至るまで、どんな試行錯誤をしたのかご紹介しようと思います。

 

【工夫1】プロフィールをとにかく充実してみる

内容

 yentaは、利用前にアカウントを作成して審査を受ける必要があります。その段階で、アカウントのプロフィールは作ることになります。私は、以下の内容を書いてみました。上から大体の順番です。

  • 名前
  • 所属
  • 研究(専門)
  • 興味のある分野(IT、Fintech)
  • 事業アイディア
  • 趣味

今見ると真面目過ぎるぐらいのプロフィールですね笑 まずは、このようにとにかくプロフィールを充実させてみました。アカウント作成時は、ほかのユーザーにどのように表示されるのかイメージが付かなかったので、とにかく書いてみた感じですね。

結果

 まあ初日だったこともあって、マッチングはありませんでした。私のプロフィールがどの程度露出したのかはわかりませんが、「興味あり」もなかったことを見ると、履歴書のように氏名から順番に書いていくプロフィールが良いとは言えないようです。

 

【工夫2】他ユーザーのプロフィールを基に情報を追加&順番を入替

内容

 二日目は、一日目にレコメンドされたユーザーのプロフィールを参考にして情報を追加してみました。「おいおい、情報追加するのはどうなのよ」って思われるかもしれませんね笑 今回は、履歴書みたいにならないように注意しました。また、情報の順番を入替てみました。理由は、スワイプ画面で見える文字数には制限があるからです。プロフィール画面をタッチすれば、詳細情報が見えますが、そこまで見てもらうためにも初見で見える情報が大切だと感じました。

  • 「yenta」利用の目的「例)気軽に情報交換したいです」
  • 自分が提供できる情報
  • 専門(HPや動画があるものはURLを追加)
  • 興味のある分野(IT、Fintech)
  • 経歴(HPや動画があるものはURLを追加)
  • 趣味

※赤字が追加した内容です。

結果

 この変更によってはじめて「興味あり」をもらうことができました。個人的には氏名、所属などを削ったことが大きかったのではと思います。スワイプ画面には氏名などはデフォルトで表示されるので、そもそも書かなくてよかったです笑 何を目的に「yenta」を利用しているかが分かれば身構えることなく気軽に興味ありしてもらえるのだと自分は思っています。

 

【工夫3】レポートを活用する

内容

 「興味あり」がない時は使い方が分かっていなかったレポートでしたが、実はマッチングの機会を逃さないためには大切な機能でした。当たり前ですが、スワイプ画面には「この人はあなたに興味があるようです」みたいなことは書いてありません。レポートにも氏名やアイコンが載っているわけではありませんが、「所属」が書いてあるんです。つまり、興味ありしてくれたユーザーの所属を覚えておけば、いざその方がレコメンドされたときに、「興味あり」してくれた方かもしれない!とチャンスに気が付けるのです。(余談ですが、現状、同企業のユーザーと高頻度で会うことはないので別人ってことはないかと思います。)


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結果

 これで初マッチングしました笑 しかし、この方法は、賛否両論かもしれませんね。自分が会いたいと思うユーザー像が明確にあって、その要素がなければ会いたくないという人であれば、おすすめしません

 私の場合、「今はとりあえずマッチングしていろいろな人に会ってみたい!」というフェーズなのでこの方法を利用しています。「yenta」を利用している方の中には、取締役や歳が親ぐらい離れている方もいらっしゃいます。そのような中で、とにかくマッチングして話すことは、(言い方は悪いですが...)お話したことの無いような属性の方と初対面で話す練習になります。また、会ってみないと分からないこともありますし、私はしばらくこの方法で「yenta」を使い込んでみようと思います。

 

おわりに

 二日連続で記事にしていますし、Twitterで投稿しまくっていますが、「yenta」運営元と私は何の関係もありません。ただ、私がハマっているので、しばらくは「yenta」関連の情報発信をこまめにするかもしれません笑 「yenta」ユーザーの方がいらっしゃれば、おすすめの工夫などコメントお待ちしてます。

 また、マッチングした方とお会いできれば、個人が特定できない何かしらの形で記事にできればと考えています。今日もここまで読んでくださった方、ありがとうございました。

 

 

【レビュー】人脈作りにおすすめ?ビジネスマッチングアプリ「yenta」を使ってみた

こんにちは、サピエンスです。

前日、前々日はコンテンツのネタ収集をしていました。

今日は、ビジネスマッチングアプリ「yenta」についてのはなし。

yentaってどんなアプリ?

 「yenta」は、「完全審査制AIビジネスマッチングアプリ」です。

yenta.talentbase.io

私が知ったきっかけは友人からの情報提供だったのですが、興味があり早速登録して利用してみました。「もうアプリのことは知ってるから、レビューを見たい!」という方は、「実際に使ってみた」まで読み飛ばしていただいて構いません。

何ができるのか

yentaは、普段は繋がる機会の少ない多種多様な領域のプロフェッショナル同士を繋ぎ、働き方の多様化、オープンイノベーションや生産性の向上を促進するアプリです。

 yentaのHPには上記のように説明されています。つまり、最近普及し始めた「マッチングアプリ」のビジネス版ですね。プロフィールには、専門や経験、今までの略歴、持っている事業アイディアなどを記入して、互いに興味ありとなった場合、マッチング成立です。そのあとは、人脈作りをするもよし、新しい事業を共同で起こすもよし、ソーシングで手伝ってもらうのもよし。

 

利用状況

 他のマッチングアプリにも共通することですが、この手のサービスの質を見極めるためには、利用者数やマッチング率などが重要になってきます。ということで実際に見てみるとHP発表では以下のような状況です。

累計マッチング数:2,767,593

ユーザーの勤務先者数:21,584

全ユーザーのマッチング率:90.84%

(2020/02/01/13:40現在)

 GooglePlayストアの累計ダウンロード数が1万以上になっていることも併せて考えるとユーザー数は多いようです。自分の知る限りでは、同形態のアプリでこの規模のものはないので、ビジネスマッチングに興味があればまず「yenta」を始めてみるのがよさそうです。

 

開発者

 「yenta」を作った方は、岡 利幸(おか としゆき)さんのようです。現在は、株式会社アトラエの取締役CTOをされているとのことでした。岡さんが海外の他ビジネスマッチングアプリの一つを利用されたことをきかっけに、日本人向けのビジネスマッチングアプリを開発されたそうです。以下サイトにインタビュー記事が載っています。

sogyotecho.jp

 

 

実際に使ってみた

ということで、レビュー記事の本題です。友人からの情報提供で興味を持って、私も実際に使ってみました。利用環境、状況は以下の通りです。記事を読んでいただく際の参考にしてください。

課金:なし

年齢:20代前半

職業:学生(大学院)

※2020年4月からコンサルティング業界で働きますが、本情報は非公開で利用しました。 

 一日目:アカウント作成

 「yenta」の利用には、審査を通過する必要があります。まずはアカウントを作成して、この審査を受けましょう。審査では、アカウント情報をもとに、「マッチングするユーザーが一定以上いるか」を判断されます。要するに、現利用ユーザーとマッチングすることが見込まれる人であれば審査通過しますよ、ということのようです。何としてでも通りたいところですが、プロフフィールを真面目に書く以外に方法がないので、しょうがありません。初日は、アカウントを作成して審査を受けて終わりでした。結果は通過次第メールにて連絡されるようです。

 

二日目:審査通過、実際に使ってみる

 審査を受けた翌日に、メールで審査通過が報告されました。ということで、実際に利用してみます。(すでにスワイプした後の画面です、すみません笑)


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 「yenta」では、無課金で毎日10人のユーザーをスワイプできます。このスワイプというのは、表示されたユーザーに「興味があれば右」、「興味がなければ左」と選別する作業のことを言います。一日のスワイプ数は、毎日正午にリセットされるのを待つか招待機能を利用して得たポイントを交換することで回復できます。私は無課金ですし、友人の招待もしていないので、二日目は10人スワイプして終了しました。マッチング結果は当日の20:00に発表されるシステムなので、20:00まで待ち、なにも音沙汰がなかったため就寝です。

 

三日目:マッチングなし...が興味あり一人!

 三日目ともなると、「正午にスワイプ回数が回復するのを楽しみに待ち」、「20:00にマッチング結果が発表されるのを楽しみに待つ」生活になります笑...が、スワイプ開始二日目も当然のようにマッチングなしです。残念ですが、気長に続けるしかありません。(このあたりの話は、「yentaをうまく使うには」で後述していますので参考にしてください。)そして、今日も就寝かと思いきや、時間差で「yenta」から「あなたが興味ありされました」との通知を受け取りました!喜びを隠しながら「yenta」を開き、どんな人だろうと「レポート」を開きました...が、この「興味あり」というのが曲者です。どういうことかというと、「私のことを興味ありしたユーザー」のことを狙い撃ちで興味ありにすることができないのです。「ああ、誰か私のことを興味ありしてくれたんだな、ありがとう。いつか会いましょう。」と感謝して寝るだけです。

 

四日目:興味あり二人目

 そんなこんなで、「yenta」生活四日目です。ルーチンワークのように作業をこなし、興味ありをまた一人ゲットして終了。以上。

五日目:今日

 今日も正午にスワイプして、興味ありしてくれた人の会社をググってました笑

 

「yenta」をうまく使うには

 「yenta」をうまく使う方法を考えるためには、まずマッチングの仕組みを知る必要があります。尚、これ以降の記事は、私の推測に基づく仮説を軸にして話を展開していきますので、その点をご了承ください。(間違い、誤解等あればコメントください) 

マッチングの仕組みを考えよう

 マッチングでは、マッチングする双方が相手のことを「興味あり」にする必要があります。そこで、重要なことは「今日私が興味ありにした相手」のレコメンドに「今日私が表示される訳ではない」ということです。実際に、私に興味ありをしてくださった方は、その日のレコメンドに表示されていませんでした。つまり、一方的に評価された・評価した人が溜まっていき、いつかお互いに「興味あり」となるまでマッチングされないということです。マッチングするためには、レコメンドを地道に毎日消化していくことが着実な方法と言えますね。

全ユーザー数が仮に1万人で変化しないとすると、評価し終えるには3年かかります。ここで大切になってくるのは、マッチングする範囲を絞っていくということではないでしょうか。以下具体的に説明していきます。

 

コミュニティ機能

「yenta」にはコミュニティ機能というものが存在します。種類はおそらく二つあって、一つは「出身・所属大学」です。これに所属するには、facebookログインを利用すればいいようです。私の大学コミュニティも存在していたので、さっそく登録しました。

 


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 もう一つは、「クローズドコミュニティ」です。どういった集いなのかは不明ですが、一部の権限を持つオーナーによって作られたコミュニティで、リファラルでのみはいることができるようです。こちらに関しては、まだ情報がつかめていません。

 コミュニティに属すると何がいいのかということですが、「評価する、評価される人数を制限することができる」点に良さがあります。1万人いる中で毎日10人ずつスワイプするのと、数百人規模の大学コミュニティ内で同じことをするのでは、お互いに興味ありとなる確率は違いますよね。コミュニティを利用することで、単純にマッチングするまでの時間も短縮でき、数自体も増加しそうです。欠点があるとすれば、同じ大学関係者でしかマッチングできない点ですかね。ここは賛否両論ありそうです。

 また、1日のスワイプできる回数は、「yenta」からの通常のレコメンドと、コミュニティ内のレコメンドで共通です。どちらでスワイプするか決めてから消費しましょう。

 

有料プラン

 「yenta」には、2つの課金制度があります。一つは「Active Plan」で、「自分のプロフィールが他のユーザーに表示される回数が5倍になる」というもの。マッチングアプリでは、自分だけでなく、相手からも「興味あり」されなければならないので、とにかくマッチングしたい人には有効ですね。このプランは月額1,000円(2020/02/01現在)とリーズナブルなのがうれしいですね。

 もう一つのプランは、「Professional Plan」です。内容は「Active Plan」の効果に加えて、レコメンドされる相手にフィルタをかけることができるようになる、というもの。明確にマッチングしたいユーザー像を持てている人にはうれしい機能ですね。こちらは月額5,000円(2020/02/01現在)と、やや値が張りますが、効率よくマッチングするためには有効だと思います。また、どちらかのプランで1回だけ七日間の無料トライアルが受けられるようなので、有料プランに興味があれば使ってみましょう。

 

おわりに

 今日で私は「yenta」生活五日目ですが、実際に使ってみた感想は「へぇ~いろんな人いるな~面白い」です笑 誰もが知るような大企業から、出来立てホヤホヤのベンチャー企業関係者までさまざまなバックグラウンドを持った人がいます。まだマッチングできていないのは、私の力不足ですが、これからどんな出会いがあるのか楽しみです。「yenta」は人脈作りからビジネスパートナー探しまで、あらゆる目的で利用できるビジネスマッチングアプリでした。興味がある人は早めに初めて、どんどんマッチングしていくことをお勧めします。

 私の「yenta」生活については、Twitterで随時呟いていくので興味を持っていただいた方は是非覗いてみてください。